周遊イベントとは、参加者が特定のエリア内を移動しながら、複数の地点で飲食や物販、アクティビティや体験などを楽しむことができるイベント形態です。地方自治体を中心に、鉄道会社、観光協会、地域のコミュニティ団体、メディアなどによって主催され、飲食店を巡る食べ歩きイベントや、ギャラリーを巡るアートウォーク、歴史的な名所や文化財を巡る歴史探訪、ゲーム感覚で楽しめる謎解きミステリーツアー、特定のテーマで街歩きをするスタンプラリーなど、種類も多彩です。

周遊イベントが人気の理由は、時間の制約がなく個々のペースで移動できるため家族連れでも参加しやすいことや、これまでは知らなかった地域の魅力や文化を発見できること、同じ興味を持つほかの参加者との交流機会につながることなどが挙げられます。

主催者側にとっては、物販や飲食などによる経済効果はもちろん、コミュニティの活性化、特定地域に根付く文化・歴史の継承、地域ブランドの形成など、短期的な課題解決だけでなく中長期的な視点でも効果をもたらします。

当社では、周遊イベントの企画や運営、集客のためのプロモーション施策などを一気通貫で承っております。こちらのページでは当社が実施した事例をご紹介しています。

周遊イベントを実施するメリット

周遊イベントの開催は、単なる一時的な集客施策に留まりません。地域や施設全体を巻き込むことで、経済面からデータ活用に至るまで、多角的なメリットをもたらします。具体的な4つの効果を解説します。

経済効果の最大化と広域からの集客力

1箇所に留まるイベントとは異なり、参加者をエリア内で動かす(回遊させる)点が周遊イベントの最大の強みです。スポットを巡るプロセスが発生するため、自然と地域内での滞在時間が延びることはもちろん、普段は立ち寄らない店舗や施設への認知が高まり、飲食や物販へのクロスセル(ついで買い)を誘発しやすくなります。

地域ブランドの再発見とコミュニティの活性化

普段は見過ごされがちな「隠れた名所」や「地域の歴史的背景」をチェックポイントに設定することで、そのエリアならではの独自の価値(ストーリー)を体験として提供できます。イベント運営を通じて、行政、民間企業、地元商店街が共通のゴールに向かって連携するため、地域コミュニティの結びつきが強化される副次的な効果もあります。

顧客データの可視化とマーケティングへの活用

近年のデジタル型周遊イベント(スマホアプリやLINE活用など)では、参加者の動線を正確にログとして取得可能です。「どのルートが人気か」「どこで離脱したか」「どの時間帯に人が動くか」が定量的に把握でき、勘や経験に頼らないデータドリブンなマーケティングが可能になります。取得したデータは、次回のイベント改善だけでなく、日常の街づくりやテナント誘致の重要なエビデンスとして活用できます。

当社で実施した周遊イベント

周遊イベントは、特定の地域や商業施設に限定したものから、複数の自治体や県を跨ぐ広域なものまで、規模はさまざまです。昨今ではアプリや二次元コード、端末の位置情報などのデジタル技術を活用することで、主催者側の運営効率が改善しているだけでなく、消費者の多様なニーズに応えることも可能となりました。企画の選択肢が増えている分、目的に合わせて事前リサーチやプランニングを行うことの重要性が高まっています。

当社では、専用サービスの進化で導入障壁が改善されている「デジタルスタンプラリー」や、老若男女問わず参加しやすい「紙のスタンプラリー」、魅力的なテーマや特典で興味を引き出す「街歩きイベント」など、目的に合わせて多種多様な周遊イベントの企画運営をサポートしています。

デジタルスタンプラリーで地域の活性化につなげた事例

デジタルスタンプラリー(モバイルスタンプラリー)は、システム導入の必要はあるものの、台紙などの備品やスタンプ台・人件費など現地対応時の管理・運営工数を削減できることが大きなメリットです。周遊スポットや当日の参加人数が増えた場合にもスムーズに対応ができ、リアルタイムに情報発信も行えます。台紙を回収して集計を取る必要がなく、周遊時の動向を得ることができるため、イベントに関するさまざまなデータを分析し、今後のマーケティング施策に生かせます。

参加者の目線で見ると、マップや周遊スポットをスマホ上で確認できることなどから、スマホやタブレットの端末操作に慣れている方にとっては参加のハードルが下がり、利便性が高くなるメリットがあります。多言語対応などを行うことで、外国人観光客など海外の方も参加しやすくなるでしょう。一方で端末操作に慣れていない参加者に対しては説明などが必要になり、操作がわからないことで離脱につながる懸念があります。当社でも企画を行う際、どんな方でも参加しやすく、離脱しづらい環境を整える工夫を行っています。

こちらでは、デジタルスタンプラリーを実施した事例をご紹介しています。

紙のスタンプラリーで体験価値を創出した事例

最近ではスタンプラリーをデジタル形式で実施する事例が増えましたが、デジタル媒体とスタンプ台紙を使った紙媒体ではそれぞれメリット・デメリットが異なるため、目的や予算、周遊イベントの内容や規模に合わせてどちらが向いているか検討するのがよいでしょう。

紙媒体を利用したスタンプラリーは台紙などの備品や現地対応のコストは発生するものの、デジタルにはないメリットが存在します。そのひとつとして、スタンプを集める楽しさと現地の方やスタッフとの交流を通じて得られる高い体験価値が挙げられます。特にファミリー向けのイベントなどは、子どもたちにスタンプを押してもらうという行動自体にユーザーが価値を見出す場合もあるため、開催規模や予算、デジタルと紙媒体双方のメリット・デメリットを照らし合わせて、総合的に判断するとよいでしょう。どのような形式でスタンプラリーを行ったらいいか迷っている方は、ぜひ当社にご相談ください。

こちらでは紙媒体のスタンプラリーを実施した事例をご紹介しています。

潜在顧客の興味を引き出すテーマでお出かけ機運を高めた事例

昨今の周遊イベントでは、ユニークなテーマを取り入れることで潜在顧客の興味を引き出し、お出かけ機運を高める取り組みが増えてきています。これまでにない新しい切り口で企画を行うことで、近隣の方にとっては地域の魅力を再発見する機会となり、遠方の方にとっては休日のお出かけ意欲向上につながります。

魅力的なイベント企画を考えることはもちろん、参加意欲を高める特典や景品の企画、潜在顧客にイベントを認知してもらうためのプロモーション手法の検討など、戦略的なアプローチが求められます。当社ではスタンプラリー以外でも、ユニークな切り口で周遊イベントの企画を実施しています。

こちらではインフルエンサーを活用して周遊イベントを企画した事例をご紹介します。

まとめ

周遊イベントは、参加者に地域の魅力を体験してもらいながら、主催者側にも経済効果・コミュニティ活性化・地域ブランド形成といった中長期的な効果をもたらす、非常に有効なプロモーション施策です。本記事では、当社が実施した周遊イベントの事例を様々な切り口でご紹介しました。

周遊イベントは、ターゲットの選定や事前のリサーチなど、事前準備を十分に行う必要があります。当社では目的から逆算したイベントや景品の企画、各種クリエイティブ制作、参加者数増加のためのプロモーション施策など、一気通貫で承っております。上記以外でも多くの事例がありますので、プロモーション施策として周遊イベントを検討している方はぜひお気軽にお問合せください。

<ご提供した事業領域の例>

  • イベント企画
  • 景品や特典の企画
  • イベント運営、事務局対応
  • 特設Webサイト制作
  • 各種クリエイティブ作成
  • チラシ、スタンプラリー台紙制作
  • デジタルスタンプラリー導入サポート
  • 撮影、動画制作
  • 各種プロモーション施策(交通広告、Web広告)
  • インフルエンサーマーケティング など